プロフィール/竹野有紀
日本の音楽家でありピアニストの竹野有紀の芸術家への道は、中村伸吾教授ならびに兵庫県立西宮高等学校の青井彰の両氏の指導の下に始まる。京都市立芸術大学、上野真教授の下でピアノを専攻し卒業。更に高度の養成を求めてドイツのミュンスターに移り、以来、ミヒャエル・ケラー教授の下で本質的な示唆に富む指導と助成を受けつつ研鑽を積む。
在学中に並行して数多くの国際的なマスタークラスに参加。竹野有紀のピアニストとしての技能には、こうしたピアノ演奏法についての国際的な幅広い経験が集成されている。教授陣を挙げると:
アルヌルフ・フォン・アーニム (Arnulf von Arnim)、 ギレアド・ミショリー (Gilead Mishory) 、ユラ・マルグリス (Jura Margulis)、ディーナ・ヨッフェ (Dina Yoffe)、 上野真 (Makoto Ueno)、アキレス・デッレ・ヴィーニュ (Aquilles Delle Vigne) 、角野裕 (Yu Kakuno)、 カジミエシュ・ギェルジョード (Kazimierz Gierzod)、 ウラジーミル・ミシュク (Vladimir Mischouk)、 ボリス・べクテレフ (Boris Bekhterev)、 井上直幸 (Naoyuki Inoue)、 デーネシュ・ヴァーリョン (Dénes Varjon)、 アルベルト・タラハノフ (Albert Tarakanov)、 アルネ・トルガー (Arne Torger)、 マリリン・エングル (Marilyn Engle)、 辛幸純 (Hsing-Chwen-Giselle Hsin)、 池場 文美 (Ayami Ikeba)、 ゲルリンデ・オットー (Gerlinde Otto)、 アンジェイ・ピクル (Andrzej Piklu) 、ジェローム・ローズ (Jerome Rose)。
スクリャービンのピアノ・ソナタ第7番 作品64とベートーヴェン のピアノ・ソナタ ハ短調 作品111の曲目で臨んだ卒業試験の演奏では最高点を獲得し、更に、この二つの比べようのない作品でみせた妙技と音楽精神にあふれたピアノ演奏に対し特別賞を与えられる。ここに収録されているシューベルトとリストの作品で2018年に国家演奏家資格試験に合格し、その際も同様に特別賞を受けている。
竹野有紀は数多くのコンクールで賞を得ている。イタリアの第12回国際コンクール"MUSICA INSIEME"第一位、第18回ピアノ国際コンクールCitta di Rocchetta 第一位併せてPremio Rotary Club Isernia賞受賞。日本の兵庫県で行われた第17回ソロ・ピアノコンクールで優秀賞、同時にサンテレビ賞も受賞。日本の三重県で行われた第6回みえ音楽コンクールにて第一位受賞。第18回JPTAピアノ・オーディションの関西の部でも優秀賞受賞。ドイツでは2016年にスタインウェイ・コンクール、および第8回トロイスドルフ国際ピアノコンクールにて入賞している。
ドイツ学術交流会(DAAD)及びミュンスター音楽大学支援協会の助成を受け、またメニューイン財団Yehudi Menuhin Live Music Now Stiftungと山田貞夫音楽財団の奨学生であった。
現在、ソリスト及び室内楽奏者として、アジア、ヨーロッパで数多くのコンサートに出演。またラジオ番組、CDの収録、ビデオ制作などによって多様な活動範囲をさらに広げている。(2020年1月)
兵庫県立西宮高等学校音楽科、京都市立芸術大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。ドイツ国立ミュンスター音楽大学大学院修士課程を最優秀の成績並びに特別賞(mit Auszeichnung)の評価で修了、国家演奏家資格を特別賞の評価で取得。ドイツ国立ミュンスター音楽大学伴奏員を経て、ドイツ国立デュッセルドルフ音楽大学講師を務める。またドイツ連邦共和国軍音楽教育隊講師、及びミュンスター、ゲルゼンキルヒェン各市立音楽学校にて講師も務める。
第12回ムジカインシエメ国際コンクール第1位(イタリア)、第18回ロッケッタ国際ピアノコンクール第1位併せてロータリークラブ・イゼルニア賞(イタリア)、スタインウェイコンクール第2位(ドイツ)、トロイスドルフ国際ピアノコンクール第3位(ドイツ)入賞。
ドイツ国立ミュンスター音楽大学、ゲルゼンキルヒェン室内楽(ドイツ)、ロイヤル・シンフォニー(オランダ)各オーケストラと共演。ドイツ文化ラジオ放送出演。コインツィデンツハンブルグフェスティバル2021-22度アーティストピアニスト選出。ドイツ国立ミュンスター音楽大学よりスクリャービン生誕150周年記念演奏会に招聘される。
在学中、ユーディ・メニューイン音楽財団 Live Music Now、公益財団法人山田貞夫音楽財団、ドイツ学術交流会(DAAD)各奨学生。またドイツ国立ミュンスター音楽大学支援協会より助成を受ける。
MUSICOM よりCDリリース、ビデオ(YouTube)収録。
これまでに故竹内立子、中村伸吾、家永摩利子、青井彰、角野裕、上野真、ミヒャエル・ケラーの各氏に師事。
2022年秋に日本に活動の拠点を移し、名古音楽学校等にて後進の指導にもあたっている。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。 (2023年7月現在)